日暮里繊維街日暮里のこと
日暮里繊維街で生地を買ったあとにできること|当日の進め方
日暮里繊維街で生地を買ったら、次は何をする?水通しの要・不要の見分け方、当日できる裁断や試し縫い、繊維街のなかでミシンを使える場所。生地は、買った日がいちばん作りたい日です。

日暮里繊維街を歩くと、つい生地を買いすぎてしまいます。問題はそのあと。家に帰ると生地は棚にしまわれ、いつのまにか「いつか作る」の山に加わっていく——洋裁をする人なら、身に覚えがあるのではないでしょうか。
生地は、買った日がいちばん作りたい日です。その熱があるうちに、できるところまで進めてしまいましょう。
まず確認:その生地、水通しは必要?
買ったその日に縫いはじめられるかどうかは、生地によって変わります。
水通し(地直し)をしたほうがよい生地
- 綿、麻(リネン)、レーヨンなど、洗うと縮みやすい天然素材・再生繊維
- 洗濯する服に使う生地全般
水に浸けて、陰干しし、布目を整えてアイロンをかける。この工程には半日から1日かかるので、当日に縫いはじめるのは現実的ではありません。
そのまま使えることが多い生地
- ポリエステルなど、縮みにくい化学繊維
- 洗濯しないもの(バッグ、ポーチ、インテリア小物)に使う生地
- 防縮加工済みと表示のある生地
迷ったら、買うときにお店の方に「水通しは必要ですか」と聞くのがいちばん確実です。生地のことは、生地屋さんがいちばんよく知っています。
当日できること 1:裁断まで済ませる
水通しが不要な生地なら、当日のうちに裁断まで進められます。
裁断は、洋裁のなかでいちばん場所を取る工程です。逆に言えば、広い台さえあれば、いちばん早く終わる工程でもあります。裁断さえ済ませておけば、家に帰ってからは縫うだけ。小さなパーツの束なら、棚の中で場所を取りません。
Nippori Share Base には、裁断台と裁ち鋏を使える「裁断台利用」があります。15分 330円(税込)、当日受付です。友人と生地を分け合うときの切り分けにも使えます。
当日できること 2:試し縫いをする
はじめて扱う素材は、本番の前に試し縫いをしておくと安心です。
- 針と糸の太さは合っているか
- 縫い目の長さはちょうどよいか
- アイロンの温度で生地が傷まないか
- 端はほつれやすいか、どう始末するか
買った生地の端を少し切って、実際に縫ってみる。ここで問題が見つかれば、まだ繊維街の中です。針や糸をすぐに買い足せます。
当日できること 3:そのまま縫い上げる
水通しのいらない生地で、シンプルな形のもの。たとえばトートバッグ、巾着、クッションカバー、ゴムのスカート。こうしたものなら、買った日のうちに完成まで持っていけます。

Nippori Share Base は、繊維街の生地店・齊藤商店の2階にあります。生地を抱えたまま階段を上がれば、ミシンもアイロンも裁断台もそろっています。糸の色が合わなければ、また下へ降りて買いに行けばいい。買うことと作ることが、ひと続きになる場所です。
ミシン利用は予約制です(空きがあれば当日も利用できます)。「今日は生地を買って、そのまま縫う」と決めている日は、事前のご予約がおすすめです。
持ち帰る生地は、帰ったらすぐ水に浸ける
水通しが必要な生地は、家に着いたらその日のうちに水に浸けてしまいましょう。翌朝には干せて、次の休みには裁断に進めます。「あとでやろう」をなくすコツは、帰宅後の最初の10分で手をつけることです。
買い物の日を、作る日にする
- 水通しが必要かどうかを、買うときに確認する
- 不要な生地は、当日のうちに裁断か試し縫いまで進める
- 必要な生地は、帰ったらすぐ水に浸ける
繊維街での買い物を、作る時間の入口にする。Nippori Share Base は、そのための場所でありたいと考えています。場所と行き方はアクセスをご覧ください。

